FRP防水のトップコートですが対応年数はだいたい10年~20年。
今回はそのトップコートがめくれてしまった為の是正工事です。
(こちらの建物は弊社が施工したものではありませんが旦那さんが友人の為お声掛けいただきました)
木造住宅のベランダやバルコニーの仕上げ材として使用されているFRP防水。
防水の本体となるFRPは船の船体に使用されていたりします。
ガラス繊維に樹脂を塗って硬化するため形状が自由にできるという利点があるので、建物によって形が変わる住宅には多く用いられています。加えて硬化後の強度も先に述べたように船に使用することができるのでとても優秀な材料ではあります。が、太陽光などの紫外線により劣化が発生するため表面を塗装で覆うなどの処理が必要です。
今回の工事はそのトップコートの補修になります。
「トップコートのみの補修」と下地との密着性や今後の防水性能への安心を考慮して「下地から再防水」の2パターンの見積りを提示させていただきました。
現場を見た際に剥離してしまっている状態や、住宅に対する考え方をお客様とお話しさせていただき、今回は「下地からの防水」にて施工をさせていただきました。