家の性能を良くすることは、大切な家族にとってとても重要なことです。
それはなぜか?
実際の生活と「快適さ」「健康」「省エネ」という観点で具体的にどのようなメリットがあるのか?を、纏めてみました。
快適さ
家のすみずみまで、床(足元)まであたたかく
こたつやストーブといった昔ながらの物は風情があって良いですが。
ちょっとそこまで何かを取りに行く時に、
こたつから出るのが、、、。
部屋から出るのが、、、。
と思ったことはありませんか?
断熱・気密性能が優れている家では、上下の温度差や、暖房していない廊下やトイレとの温度差を少なくすることができるため、家のすみずみまで暖かく、寒さのストレスを少くすることができます。
冬でも家全体を広く使うことができます。
冬の朝でも寒くないから着替えもラクラク
断熱性能が低い家(昭和55年基準)では冬場の朝、無暖房の状態では室温が5℃まで下がってしまいます。
断熱性能が優れている家(Heat20G2グレード)では冬場の朝、無暖房の状態では室温が14℃を保っています。
冬の冷え込んだ朝でも熱が逃げにくいので布団から出る時の身体の負担を減らしてくれます。
着替えなどの身支度や朝食の準備で慌ただしい朝の時間を有効に使うことができます。
また、熱が逃げにくいということは、万が一の災害時の停電などで暖房が使用できなくなった場合でも心配が少なくなります。
勉強も、テレワークも集中力が高まる
勉強や仕事での集中力を高める上で、部屋の温度と湿度は重要です。
「頭寒足熱」という言葉がありますが、頭はcoolに、足元は暖かくする必要があります。
ですが気密性能が低い家では、冬は外から冷たいスキマ風が入ってきてしまうので、エアコンなどの暖かい空気は頭の方に、冷たい空気は足元に行ってしまい、頭寒足熱とは逆の状態になってしまい、頭がボーっとしてしまいます。
家の断熱・気密性能を高めることによって、テレワークや勉強の効率が変わることが実験の結果から明らかになりました。
(※マインドマップテスト(連想テスト)と単純計算作業実験(慶応義塾大学 伊香賀研究室 共同実験)の結果)
https://www.youtube.com/watch?v=8ptwyN93ceA&t=33s
1日24時間は一般の人からアメリカ大統領まで平等に与えられていますがその使い方、濃さには違いがあります。
時間を大切に生きることは人生を大切に生きることに繋がります。
健康
血圧の急な変化を抑えることができてヒートショックも軽減
ヒートショックとは、暖かい部屋と寒い部屋との温度差による急激な血圧の変化が原因で、心筋梗塞や脳卒中などを起こしてしまう命に係わる健康のリスクです。
冬場の入浴時の発生リスクがとても高く、なんと交通事故死亡者数の約4倍にもなっています。
脱衣室でブルッとしたり、お風呂に入った時にフラッとしたことはありませんか?
これは血圧の変化が起こしている生理反応です。
高齢になるほど血管が固くなるなどの理由でヒートショックになりやすく、十分に注意する必要があります。
こちらは住まいstudio体感ルームでの実験の結果です。
こちらの実験からも家の断熱性能と血圧の関係が明らかなことが分かります。
大切な家族、特に高齢な方や自分自身が齢を取った時に家の断熱性能が高いことは命を守ることに繋がっています。
省エネ
外に熱が逃げにくいので電気代がず~~~っとお得
断熱性能が高い家の場合、
冬は熱が逃げにくい。
夏は熱が入りにくい。
ということになります。
そのため、暖房や冷房に頼り過ぎずに暮らすことができます。
電気代の値上がりが気になる今、長い目で見た時に高性能な家に住むことで特別な注意をしなくても毎月かかる電気代を削減することができます。
その効果は1年間で約10万円!
また、電気の使用量を少なくすることは温室効果ガスの削減にもつながり、脱炭素社会の実現に貢献できます。
快適で健康、省エネでお財布にも優しい。
さらには地球にも未来にも優しい住まい!
このようにお住まいを高性能にすることは、大切な家族の「快適」「健康」を守り、「省エネ」を実現することで家計にもやさしく、さらには温室効果ガスを削減することで未来の家族・地球にも優しくすることができる!とても豊かで幸せな生活を送ることができます。
毎日の生活の基本を成すお住まい。
この機会にちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
ご質問・ご不明な点があればお気軽にお尋ねください。
つぎて建設株式会社
代表取締役
太田嘉洋